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タブレットにUSBは使える?USBを使う方法をOS別に紹介

  • 2022.06.02

タブレットはUSBポートがない

近年、タブレットをパソコンの代わりとして活用する人が増えてきていますが、タブレットはパソコンのようにUSBポート(USBの差し込み口)が搭載されていないため、USBメモリーを接続することはできないと考えている人が多いのではないでしょうか。

実はタブレットでも、条件はあるものの機種によってUSBを使うことが可能です。そこで、ここではタブレットOSごとにUSBをつなぐ方法と、USBを差し込んでも認識されない場合の原因と対処法について解説していきます。
目次
1.USBポートを使えば接続が可能
2.タブレットのUSBが認識されない場合の対処法
3.USBでできること

USBポートを使えば接続が可能

タブレットで使われているOSは、iPad、Android、Windowsの3種類。そのうちWindowsは、ノートパソコンのような「タブレットPC」という想定で作られているため、多くの機種でUSBポートがついた仕様になっています。

それに対しiPadとAndroidは、スマートフォンがベースになっている製品のため、USBポートをつけるように設計されていません。しかし、専用の変換ケーブルを使うことでUSB接続が可能です。iPadは「Lightning端子」、Androidは「バージョン3.1」と、基本的に新しいモデルにのみ対応しています。

それでは、それぞれのタブレットにUSBをつなぐ方法について見ていきましょう。

WindowsタブレットにUSBをつなぐ場合

Windowsタブレットは、Surfaceシリーズなど10インチ以上のタブレットにはほぼUSBポートが搭載されているので、問題なく使用することができるでしょう。

8インチ以下の小型タブレットには、microUSBコネクターがついているので、専用のUSB変換ケーブルを使うことで解決できます。

AndroidタブレットにUSBをつなぐ場合

Androidタブレットは、OSバージョン3.1以上の機種であれば、USBホスト機能がついているので、microUSBからUSBへ変換するケーブルを使用することでUSBメモリーが使えます。

ただし、ASUSの「Nexus 7」のように、変換ケーブルを用いてもUSBを認証できないものもあるので、購入前に確認が必要です。

iPadタブレットにUSBをつなぐ場合

iPadの場合には、iPhone、iPad両方で採用しているLightningコネクターに対応するUSB変換ケーブルとアダプター、iPhone、iPad専用のUSBを使用する必要があります。iPad専用のUSBでも、機種によって専用のアプリをインストールしなければならない機種もあります。

ただしiOSで使えるUSBメモリーであれば、データ転送だけでなく、パソコンのPDFやWordドキュメントなどオフィスファイルを使うことができます。

タブレットのUSBが認識されない場合の対処法

タブレットに対応するUSBポートなど環境を整えても、認識されないケースもあります。対処法について理解しておきましょう。

認識されないときは、タブレットの設定を確認します。Androidの場合、USBを接続すると「ファイル転送」や「充電」「ドライバーのインストール」といった選択画面が表示されるので、どのような用途で使うのかを選択しましょう。

タブレットとPCをつないでデータのやり取りをしたいときは、「メディアデバイスMTP」を使用します。機種によって表示される言葉に違いはありますが、選択される項目は概ね同じなので表示に従いましょう。

画面が表示されない場合は、ケーブルが充電しかできないタイプである可能性があります。データ転送などができるケーブルかを確認してください。

それでも認識されない場合は、USB機器の検出を行って認識させるか、USBコードを一度外してタブレットを再起動させてみましょう。

iPadの場合は、そもそもPCにiTunesがインストールされていないとタブレットのUSBを認識することはできません。まずはPCを確認しましょう。iTunesが入っているのに認識されない場合は、容量が足りない可能性があります。

PC側に少なくとも1GB以上の空きが必要になるので、PCのデータ整理を行ってからUSB接続を試してみてください。

また、iPadは専用のケーブルがありますが、その中でも充電専用でデータ転送ができないケーブルもあるので注意が必要です。

USBでできること

タブレットにUSBを使う目的はデータの転送、有線LANポート接続、マウスなど周辺機器の接続などがありますが、重要なものにデータのバックアップがあげられます。

iPadはPCを持っていることが前提のタブレットなので、PCのiTunesにこまめにバックアップをとる必要がありますが、AndroidやWindowsはパソコンを持っていなくても使えるため、パソコン専用のアプリなどがなく、バックアップをとる習慣のない人もいます。

とはいえ、タブレットを業務用で使う場合は、デバイスの破損やデータの消失などを防ぐため、バックアップをしてデータを保存しておきたいところです。USBを使えることを前提に、タブレットを購入することをお勧めします。

また最近では、microUSB端子がついているタブレットで、充電しながらUSBを接続できるアイテムも販売されているので、より効率的な作業が可能になっています。

タブレットや周辺機器を正しく活用して、生産性アップにつなげていきましょう。

(画像は写真ACより)