タブレットの月額費用を抑えたいならWi-Fiモデルがおすすめ!

はじめに

タブレットを便利に活用するのであれば、外出先でもインターネットに接続できるほうがよいでしょう。ただ、気になるのは料金です。

月額費用を抑えて便利に利用したいのであれば、「Wi-Fiモデル」のタブレットがおすすめです。ここでは、モバイル回線にかかる費用と比較しながら、Wi-Fiモデルのメリット・デメリットをみていきましょう。

モバイル回線にかかる月額費用

タブレットのインターネット接続方法は2種類あり、1つは携帯電話会社などのモバイルデータ通信を利用する方法、もう1つはWi-Fiを利用する方法です。

モバイルデータ通信を利用するタブレットは「LTEモデル」と呼ばれているものです。スマートフォンの契約とほぼ同じように月額料金がかかり、一般的に「基本料金+プラン料金」で、データ通信容量によって異なります。

総務省の[家計調査(総世帯)]によると、2019年時点で携帯電話など移動電話の通信料は、1世帯当たり年間10万3,446円となっており、月額にすると約8,620円です。携帯電話料金、自宅でのインターネット回線料金などを考えると、さらなる通信費は家計に影響する可能性もあります。

そこで活用できるのが、もう1つのWi-Fiを利用する接続方法で、一般的に「Wi-Fiモデル」と呼ばれているものです。Wi-Fiモデルとはどんなものか、どのようなメリット・デメリットがあるのかみていきましょう。

Wi-Fiモデルのメリット

Wi-Fiモデルの魅力は、外出先で公衆Wi-Fiスポットを利用できることです。インターネットを無料で提供しているカフェやレストラン、商業施設などを活用すれば、費用はかかりません。自宅や職場、営業先付近など、生活圏内の無料で利用できるWi-Fiスポットを見つけてリスト化しておけば、緊急時などインターネットが必要なときに便利です。

近年は自治体や店舗、様々な施設でWi-Fiを無料で提供しているので、インターネットがなくて困る、ということはほぼないでしょう。

都市部以外など店舗や施設が少ないといった場合は、有料公衆無線LANを利用することも可能です。

さらに、Wi-Fiモデルの場合はテザリングを利用することができます。テザリングとは、スマートフォンなどのモバイル回線を利用して、タブレットやPCにもインターネットを接続できるようにすることです。

持っているスマートフォンでテザリングができるかどうかは、契約しているプラン内容によって異なるので問い合わせてみましょう。電話会社との契約では、テザリングはオプションプランとして提供されている場合があり、事前の申し込みがないものは受け付けていないからです。

その際は、料金も含めテザリングできるプランへの変更などを検討してみるのもよいでしょう。格安SIMを利用すれば、3GBで月額990円、20GBで月額3,000円などがあるので、個人の利用頻度や使い方に合わせて節約することができます。

Wi-Fiモデルのデメリット

Wi-Fiモデルには、料金を抑えることができるのは大きなメリットですが、デメリットもあります。

それは、Wi-Fiに接続されていないと機能が大きく制限されてしまうことです。自宅やオフィスなど、インターネット環境があるところでの利用には問題ありませんが、外出先ではWi-Fiスポットか、ポケット型Wi-Fi、テザリングなどを利用しなければなりません。

特に仕事では、通信環境のない現場も考えられるため、タブレットが活用できるように通信手段を確保する必要があります。

また外出先では、公衆Wi-Fiスポットを利用する際に暗号化されていない「なりすましのアクセスポイント」に接続してしまう可能性があります。タブレット端末に侵入されて情報を抜き取られてしまう危険性があるので、アクセスポイントには鍵マークと暗号キーが表示されているものを選びましょう。

「タウンWi-Fi」のように、Wi-Fiスポットに自動で接続するアプリは自動でWi-Fiにつないでくれるため便利ですが、暗号化されていないアクセスポイントも接続されてしまう可能性があるため、あらかじめダウンロードしている人は十分注意が必要です。

セキュリティに関しては「LTEモデル」にも言えることですが、外出先では盗み見や紛失、盗難による情報流出の危険性があることを常に意識しておきましょう。

まとめ

Wi-Fiモデルのタブレットは、インターネットに接続する様々な方法があり、セキュリティ対策を事前にとることで、月々の利用料金を抑えながら安心して活躍の場を広げることができます。

お金をかけずに上手に活用するためにも、Wi-Fiモデルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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