Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the acf domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/xs850627/tekwind.co.jp/public_html/tablet/test/wp-includes/functions.php on line 6121
タブレットを有線で接続するときに使うスイッチングハブとは?|業務用タブレット ソリューションサイト:テックウインド株式会社

タブレットを有線で接続するときに使うスイッチングハブとは?

有線LANポートを補う

「中継装置」とも呼ばれるスイッチングハブ。家庭からオフィスまで幅広く活用されているインターネット周辺機器で、近年は薄型のパソコンやタブレットに装着する形でよく使われています。見たことはあっても、実際その仕組みが分からないという人もいるのではないでしょうか。

ここでは、スイッチングハブとは何か、ハブの仕組みや選び方、使い方などについて紹介していきます。

スイッチングハブとは

スイッチングハブとは、ルーターやモデムの接続部である有線LANポートが足りないときに使用する装置です。LANケーブルでネットワークを分岐し、パソコンやタブレット、ゲーム機器、プリンターなど様々なデバイスをインターネットにつなぎます。

スイッチングハブは、リクエストしたデバイス固有のアドレスを特定してリクエストを返すことから、無駄なデータ転送がなく安定したネットワークを維持します。

あくまでも有線LANをつなぐ装置であるため、Wi-Fiなど無線環境が主流となっている一般家庭ではあまり見かけなくなっていますが、通信が安定している有線LANを使用しているオフィスで、PCの多い環境ではよくスイッチングハブが活用されています。

リピーターハブとの違いは

スイッチングハブのように、ネットワークを中継する装置としてリピーターハブがあります。リピーターハブは、接続された全てのデバイスにネットワークを送るため、スイッチングハブと比較するとデータ転送が分散してしまい効率的ではありません。そのため現在では、スイッチングハブが主流となっています。

スイッチングハブの選び方

スイッチングハブはラインナップも豊富ですが、用途に応じたサイズや機能を選ぶ必要があります。購入する前に、どんなところに注意するべきか選ぶポイントを押さえておきましょう。

まずは「ポート数」。ケーブルに接続するデバイスの数をあらかじめ数えておき、それに対応する個数のついたスイッチングハブを選びます。一般的に、家庭向けであればポート数は3〜8、企業向けになると16~24などがあります。

次に注意したいのが「通信速度」。スイッチングハブはメーカーによって表記が異なるため混乱しがちですが、通信速度には規格があり、現在多くの通信機器は「1000Base-T」に対応しています。これは「1000Mbps」「1Gbps」「IEEE802.3ab」などと表記されていることもあります。

それ以上の「10Gbps」、またはそれ以下の「10Mbps」などは対応するデバイスが制限されるため、対応できる端末に合わせて選びましょう。

それから注意するポイントとして、スイッチングハブ本体の「素材」があげられます。スイッチングハブは「金属」か「プラスチック」があり、金属は耐久性・放熱性に優れています。一方プラスチックは、放熱効果が低く熱のこもらない場所に設置できるよう配慮が必要ですが、価格も手頃で入手しやすいのがメリットです。

そして「電源」にも注意しましょう。電源タイプは電源内蔵型と外部電源型の2種類があります。内蔵型はスイッチングハブ本体に電源供給源が内蔵されているのでコンセントを差し込むだけですが、外部電源型は外付けのアダプターを使うため、熱がこもらないように配線の多いコンセント周りをスッキリさせておきましょう。

スイッチングハブとデバイスをつなぐLANケーブルは、周波数と通信速度の性能ごとに種類分けされています。「CAT5」や「CAT7」などと表記されているものを使うのが一般的で、数字の部分が大きいほど性能は高くなります。スイッチングハブと接続するデバイス両方のスペックに合うLANケーブルを選びましょう。

タブレットやノートパソコンにはUSBハブ

使い方は、有線LANポートの1つとスイッチングハブをケーブルでつなぎ、さらにデバイスをつなぐのみです。ケーブルでネットワークを分岐するので、IPアドレスなど特別な設定をする必要はありません。

また近年は、ノートパソコンやタブレットなどに使うUSBハブがあります。現在製造されているノートパソコン、タブレットは薄型のデザインが多く、有線LANポートがない機種が増えています。

そこでパソコンやタブレットのUSBポートに差し込んで使用するUSBハブが登場しました。

USBハブはコンパクトでスタイリッシュなデザインが多く、ケーブルも短いものは10~15センチメートルほどです。また、ケーブルなしでパソコンやタブレットに直に差し込んで使うものもあるので、パソコン周りをスッキリさせたい場合にもおすすめです。

USBハブを選ぶときも、デバイスによってUSB端子の形状が異なるので注意が必要です。AppleではUSB TYPE-C端子、WindowsではUSB TYPE-A端子を採用しています。ポート数は使用する周辺機器に合わせて選ぶと良いでしょう。

タブレットも有線接続ができる!

スイッチングハブは、理論上ネットワークの分岐は無制限です。もちろん実際にたくさんのデバイスを接続すれば通信速度が低下しますが、シンプルな仕組みで初期設定なども必要ないため取り入れやすく使いやすいアイテムです。

タブレットもUSBハブで有線接続ができるので、ぜひ活用してみましょう。