出張での仕事でもタブレットがおすすめ!メリット・デメリットを把握しよう
- 2023.04.08
- 用途別活用法
近年はタブレットの活用範囲が広がっていることから、ビジネスの現場で多く利用されています。出張でも、ノートPCではなくタブレットを持ち歩く人が増えてきました。出張の荷物をできるだけ軽くしたい人にとっては、便利なビジネスアイテムです。
ここでは、タブレットが出張に利用できる理由と、利用するための注意点について説明します。
出張でタブレットを使うメリット
それでは、改めてタブレットのメリットと出張での利便性を考えていきましょう。主に次のような理由が考えられます。
重量が軽い
タブレットでの一番のメリットはその軽さです。ノートPCの重さはおよそ1~2kg、それに対してタブレットは重いタイプでも600g前後と持ち運びしやすく、スーツケースではなく手持ちのカバンに入るため出し入れも楽にできます。
場所を選ばずにサッと取りだして資料の確認、メールチェック、Web閲覧などが簡単に行えます。
バッテリーが持続する
タブレットは、ノートPCに比べて駆動時間が長めであるのも魅力です。使い方にもよりますが、近年のノートPCは持続時間が7〜8時間と長くなっていますが、それでもタブレットは10時間以上使えるものも多くあります。
また重いバッテリーパックを持ち歩く必要がなく、mini-USBかLightningコネクターで充電できます。出張先でケーブルを忘れても、コンビニなどで手軽に購入できるためバッテリー切れなどの不安も軽減されます。
パソコンとしても利用できる
Web閲覧やメールチェックなどはスマホでもできますが、資料を閲覧したり編集したりする場合は、画面の大きいタブレットのほうが使いやすいでしょう。
現在は、タブレット用に使えるOfficeアプリが無料でダウンロードできるようになりました。ノートPCのような高度な機能は利用できないものの、Wordでの文書作成、Excelでの表計算、見積書の作成、PowerPointを使ったプレゼン資料の閲覧・編集ができるようになっています。
出張前にPCで作成しておき、移動中にタブレットで編集するということも可能です。
出張でタブレットを使うデメリット
今度は、デメリットについて考えていきましょう。タブレットは手軽ですが、やはりノートPCのようなスペックはないため、出張先でどのようにデメリット部分を補えるかも重要な要素になります。
キーボードでの作業効率が低い
タブレットの課題となるのがキーボード操作です。タッチキーボードは画面の半分近くを占めるため全体が見えにくく、打鍵感もないため使い慣れていない人はミスをしやすくなります。
キーボードを使った入力作業が多い人は、外付けのキーボードを用意するか、キーボードを取り外しできるタイプのタブレットPCがおすすめです。
ストレージ容量
タブレットは、ノートPCのようなストレージ容量はありません。一般的なノートPCのストレージ容量は128GB、256GB、大きいものでは1TBなどがありますが、タブレットは16GB、32GB、64GBしかなく、大きなデータを出張先に持ち込むことはできません。
そのためタブレットではクラウドストレージサービスを利用するのがおすすめです。クラウドストレージにはGoogle Drive、One Drive、Dropboxなどさまざまな種類があり、料金も無料のものから容量に合わせてさまざまな料金プランを用意しています。
Officeアプリの機能が少なめ
タブレット用のOfficeアプリはありますが、ノートPCと同じように使えるわけではなく機能に制限があります。文書作成や表計算など簡単な編集作業は問題なくできますが、出張先で資料を作成する場合はどうしても作業効率が低下しがちです。
出張先で長時間Officeを使う場合はAndroidタブレットではなく、ノートPCと同じ機能が利用できるWindowsタブレットがおすすめです。
出張先でのタブレット利用の注意点
タブレットのメリットでもあり、注意点でもあるのがインターネットへの接続です。特にビジネスでは、流出できない重要な書類を扱うことがあるため公衆無線LANの使用は避けたいところです。
タブレットにはWi-Fiモデル、LTEモデルの2種類があります。LTEモデルはSIMカードを挿入して使うタイプで機種も豊富、モバイルデバイスとして使用することができるのですぐにインターネットにアクセスできます。
ただしLTEモデルはスマホと同じように通信契約を行う必要があり、コストもかかるうえに通信量にも制限があります。近年は格安SIMも多く販売されているので、通信会社の料金プランを比較・検討してみましょう。
まとめ
タブレットにはさまざまな機種がありますが、出張で利用するためには重量、薄さ、バッテリー持続時間などを目安に選ぶとよいでしょう。
テックウインドでは、ビジネスの特徴に合わせたタブレットを多数提案しています。たとえば「Lenovo Tab K10」は、薄さ約8.2mm、質量約460gで持ち運びしやすく最大約15時間の長時間駆動が可能です。