住宅展示場におけるタブレットの活用方法について パンフレットや展示会場にも
- 2022.11.11
- 用途別活用法
住宅展示場において、タブレットを活用する事例が増えてきています。タブレットを活用することで、紙にかかるコストを削減したり、データを収集・管理しやすくなるといったメリットがあります。
本記事では、住宅展示場におけるタブレットの具体的な活用方法と、バーチャル展示場のメリット・デメリットについて詳しく解説します。住宅展示場においてタブレットを活用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
VRやパンフレットなどタブレットの活用事例は増えている
住宅展示場ではパンフレットやアンケートなどを活用する機会が増えてきています。また、そもそも住宅展示場へ足を運ぶ機会も少なくなっており、バーチャルで対応する試みも積極的に実施されています。
「紙にかかるコストを抑えたい」「コロナの拡大を防ぐためにできる限り展示会場に人を集めたくない」といった時代の変化によって、タブレットの重要度は高まりつつあります。
展示会場におけるタブレットの使い道
ここでは、展示会場におけるタブレットの使い道を3つ紹介します。
①パンフレット
②アンケート
③VR住宅展示場
パンフレット
タブレットは持ち運びしやすく、データを読み込ませるだけで必要な情報を掲載できるというメリットがあります。そのため、展示会場にQRコードを設置し、そこからパンフレットのデータにアクセスできるようにするという仕組みも活用されています。
とくに、紙のパンフレットを配る場合、紙代や印刷コストがかかり、経費を圧迫してしまうケースもありますが、タブレットでパンフレットを電子化すれば、そのような問題を一気に解決可能です。
アンケート
紙よりもユーザビリティが高く、情報を収集しやすいという点で、アンケートをとる際もタブレットを活用する企業が多いようです。紙でアンケートをとった場合、アンケートの回答から回答結果の収集までにタイムラグが発生してしまいます。
しかし、タブレットであればリアルタイムに情報と結果を収集でき、すぐに結果も閲覧可能です。また、ユーザーは直接記入するわけではなく、画面をタップするだけの操作のため、アンケートの回収率も向上すると考えられます。
VR住宅展示場
新型コロナウィルスの蔓延により、狭いスペースに人が密集することを避ける必要が出てきました。VR住宅展示場であれば、多くの人が同時に確認できるため、人数制限を設ける必要がありません。また、顧客目線でも、すぐにアクセスできるため、わざわざ展示会場に足を運ぶ必要がないというメリットがあります。
バーチャル展示場のメリットは2つ
ここでは、バーチャル展示場のメリットについて詳しく解説します。バーチャル展示場には主に2つのメリットがあります。
①場所・時間問わずに見学できる
②ウィルス蔓延に役立つ
場所・時間問わずに見学できる
1つ目のメリットは、場所、時間を問わずに見学できることです。住宅展示場へ見学に行く場合、現地まで移動時間が必要となります。
しかし、バーチャル展示場であれば、時間を一切気にすることなく好きな時に展示会場を見学できます。忙しくて時間を取れない方でも見学できるのはバーチャル展示場の大きなメリットです。
ウィルス蔓延防止に役立つ
2つ目のメリットは、ウィルス蔓延防止に役立つことです。近年は新型コロナウィルスの影響により、人と会うこと自体にリスクが生じるようになりました。
しかし、バーチャル展示会場であれば、外出なしで利用できるため、人と一切接触せずに見学が可能です。また、リアルの展示場であれば時間制限が設けられることもありますが、バーチャルであれば、ゆっくりと展示場を堪能することが可能です。
バーチャル展示場のデメリットは2つ
一方、バーチャル展示場には2つのデメリットが存在します。
①生活のイメージがつきにくい
②お客さんと話せない
生活のイメージがつきにくい
1つ目のデメリットは、家の中を歩いたり触れたりできないことです。また、風通しや木の香りなど、実際に自分が家を建てた時のおおよそのイメージをつけることも難しいでしょう。リアルな雰囲気を味わうことができないのはVR住宅展示場の大きなデメリットといえます。
お客さんと話せない
2つ目のデメリットは、お客さんと話せないことです。リアルの展示場であれば、話しながらセールスポイントをアピールできますが、お客さんに住宅の印象だけで判断してもらうしかありません。そういった点で機会損失につながるケースもあるため、注意が必要です。
まとめ
本記事では、住宅展示場におけるタブレットの活用事例について紹介しました。リアルの住宅展示場を設ける場合は、パンフレットやアンケートの端末としてタブレットを活用するのがよいでしょう。また、VR展示場としてすべてオンラインで対応することもできます。
ただし、VR住宅展示場の場合は、お客さんと直接話せる機会が少なくなるため、注意が必要です。本記事の内容も参考に、住宅展示場におけるタブレットの導入についても考えてみましょう。
不動産業におけるタブレットの活用について更に知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。