タブレットとスマホの2台持ち、業務での使い方は?メリット・デメリットも解説
- 2023.04.02
- 活用事例
業務用とプライベートでスマホを2台持つ人も多いと思いますが、タブレットとスマホの2台を持ち状況に合わせて上手に活用している人もいます。反対にどのような使い分けができるのか、どんなときに使えばよいのか悩む人もいるのではないでしょうか。
ここでは、タブレットとスマホの2台持つことのメリット・デメリット、利用シーンや利用方法について紹介します。
目次
タブレットとスマホを持つメリットと利用シーン
2台の端末では、仕事とプライベート、用途別などに使うこともできますが、ここではビジネス現場での利用シーンをあげていきます。それぞれのメリットを活かすことで、さまざまな使い方が可能です。
使い分ける
2台持つことの大きなメリットは、それぞれの欠点をカバーできる点です。たとえばスマホでは画面が小さく見えづらい、手や指の大きな人には入力操作がしにくいという場合があります。タブレットなら画面も大きく、タッチキーボードを使えば入力も簡単です。
一方でスマホは通話をはじめ、メールやSNS、スケジュールのチェック、決済など片手でできる作業に便利です。
同時に使う
また、スマホで通話をしながら、もう1台のタブレットで確認作業や調べ物をしたり、メモしたりすることも可能です。ハンズフリーで通話しながら、またはイヤホンを使いながら同じファイルを開いて同時に編集作業をする、といったような使い方もできます。
代替できる
1台目の端末のバッテリーが切れたとき、通信障害が発生したとき、故障などで使えなくなったときも、もう1台を代替として活用できます。特に仕事では、連絡が取れなくなることでトラブルや損失につながる可能性もありますが、2台あることで対処しやすくなります。
2台持つデメリットも
2台持つことはメリットが多いですが、一方でデメリットもあります。まず2台持つことで荷物が多くなること、2台分充電しなければいけないことなど煩わしさがあります。
またアカウントや電話番号などが2つになるため、データの管理も倍になり面倒と感じる場合もあります。利用するアプリが増えればアカウントも増え、SNSなども使い分けやチェック、管理も増えていきます。普段から用途や目的ごとに管理できるように整理しておきましょう。
テザリングで料金を節約する方法も
2台持つことで気になるのが通信料です。ケースによってはかなり高額になる可能性がありますが、スマホの通信料金だけで済ませる方法があります。
それが「テザリング」です。テザリングは、スマホのデータ通信を使ってほかの機器をインターネットに接続する機能です。
Wi-FiやBluetoothで接続することができるため、タブレットの回線契約を行ったり、モバイルルーターを使用したりする必要もありません。業務上使用する場合は、フリーWi-Fiもセキュリティ面で不安があるため有効な手段と言えます。
ただしこの方法は、スマホのデータ通信を使用するため、使いすぎると制限がかかってスマホが使いにくくなる可能性もあります。また、スマホの料金プランの中にはテザリング利用が制限されている場合があるので前もって確認しておきましょう。
さらに、ほかの機器に接続している間もスマホはモデムのような役割として機能しているため、使用していなくても電力消費が激しくなります。
バッテリーが切れてしまうことも考えられるので、充電器を持ち歩くか使用を制限しましょう。
大手キャリア×格安SIMの組み合わせも
継続して2台を使うためには、コストを抑える方法もあります。
大手キャリアの場合、データ量1GBで3,000円程度、10GBになると7,000~8,000円程度と言われています。スマホもタブレットも大手キャリアにしてしまうと料金が高くなりますが、タブレットなど1台を格安SIMにすると1GB1,200円程度、10GBでも3,000円前後に抑えることが可能です。
通信事業者にもよりますが、使い勝手を考えながら格安SIMを組み合わせれば半額以下の通信料金で利用することができます。
格安SIM×格安SIMの組み合わせも
格安SIMは料金が安いため通信への不具合などを心配する人もいますが、政府も通信料金の値下げに力を入れており、信頼できるものも多く大手キャリアのサブブランドとして出しているものもあります。
スマホとタブレットの両方に格安SIMを使えば、通信料金がさらに安くなり2台持ちのメリットを活かせると考えられます。
キャリアと格安SIMの大きな違いは、サポートサービスです。インターネットが苦手、設定が分からないなどサポートが必要な人にはハードルが高くなりますが、使い方を覚えていくことでそれほど困難ではなくなるでしょう。
まとめ
2台の端末を効率的に使用するためには、それぞれのメリット・デメリットを理解して、状況に合わせて使っていくことが大切です。
タブレットもスマホもビジネスで多く活用されるようになり、2台持ち歩くことも一般的になりつつあります。料金を抑えた使い方もできるので、ぜひビジネスに取り入れてみてはいかがでしょうか。