店舗や提携先で、タブレットでクレジットカード事業で活用
- 2023.10.04
- 活用事例
クレジットカード申込を行う場合に、さまざまな契約書の記入が必要なため、記入する側も手間がかかることと、受付側も管理が大変になる課題がありました。タブレットを活用して申込業務を行うことで、これらの課題を解決できる可能性があります。
今回の記事では、タブレットを活用したクレジットカード申込業務を解説しています。また、タブレットを活用するメリットも3つ紹介しているため、タブレット導入を考えている方は参考にしてみてください。
タブレットを活用するメリット
クレジットカード申込でタブレットを活用することで、さまざまなメリットが受けられます。手続きの簡略化や受付業務の負荷軽減、情報漏洩の防止などが挙げられるでしょう。
申込者の手続き簡略化
タブレットの活用により、クレジットカード申込の手続きが簡略化されます。タブレット上に申込書の画面が表示されるため、紙の申込書と同じ感覚で手続きが行えるでしょう。そのため、紙の書類を用意する手間や書き込みの手続きが省かれます。
例えば、運転免許証の情報入力が必要な場合でも、タブレットのICチップを利用したNFC技術を使って免許証を読み取れます。そうすることで、手動で情報を入力する手間の軽減や、入力時の誤りを防げるでしょう。
また、カメラ機能を使用して本人確認書類の写真を撮影し、直接タブレットにアップロードすることも可能です。このように、タブレットの機能を活用することで、手間や時間を削減しながら正確な情報を申込書に反映させられます。
申込受付業務の負荷軽減
タブレットを活用することで、申込受付業務の負荷が軽減されます。まず、紙での申込とは異なり、タブレットを使用することで申込データが直接データベースに反映されるため、後々のデータ入力作業が不要です。そのため、手作業によるエラーやミスを減らし、データの正確性を向上できます。
また、タブレットを使用することでクラウドでのデータ管理が可能となり、申込書を本部へ送付するなどの手間がかかりません。申込情報はオンライン上で管理されるため、データの共有やアクセスも容易です。
さらに、タブレットはモバイルプリンターと接続でき、必要な場合には帳簿や領収書などの出力が可能です。そのため、必要な書類を即座に顧客に提供できます。
情報漏洩の防止
タブレットを活用することで、クレジットカード申込におけるセキュリティの確保が実現できます。
まず、セキュリティ上保護しなければいけない情報は、タブレットのマスク機能によって非表示にすることが可能です。例えば、顧客の個人情報やクレジットカード番号などの重要な情報は、入力時に表示されず、他人の目に触れることを防げます。
また、タブレット上では顧客データを端末上に残さないため、紛失や盗難に対しても対応可能です。データはリアルタイムでクラウドに保存され、必要な場合にのみアクセスされます。このため、タブレット自体が紛失・盗難された場合でも、顧客情報の漏えいリスクを最小限に抑えられます。
一方、紙での申込書の場合は、郵送などの手段で情報を送付する必要があります。この過程で申込書が紛失したり、盗難に遭ったりするリスクも考慮しなければいけません。しかし、タブレットを使用することで情報が電子的に処理されるため、物理的なリスクが軽減されるでしょう。
まとめ
今回の記事では、クレジットカード事業でタブレットを活用されていることと、活用するメリットを解説しました。クレジットカード申込でタブレット活用が進んでおり、入会申込や審査などの各プロセスで使用されています。
タブレットを活用することで、カメラ機能やNFC技術により申込手続きが簡略化されます。また、受付業務を行う側としても、紙での申込とは異なり、タブレットに入力された情報がクラウドで即座にデータベースに反映されるため、再入力の手間を省くことが可能です。
紙の管理では、盗難・紛失による情報漏洩のリスクがありましたが、電子化されることによって、セキュリティの確保にもつながるでしょう。クレジットカード事業でタブレット活用を検討している方は参考にしてみてください。
クレジットカードの申込み受付業務以外にも、顧客へのクレジットカード使用を促すプレゼンテーションなどにもタブレットは活用できるでしょう。
クレジットカード申込受付業務など、プレゼンテーション・商談でのタブレット活用についてさらに詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。