タブレットのサイズは多種多様!業務で使用するならどのサイズがおすすめ?

  • 2022.07.08

タブレットのサイズは小さめのものから大きめのものまでそろっており、まさに多種多様といえます。

タブレットの導入を検討している企業としては、どのサイズを選べば良いのかと迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

用途に応じたタブレットを選びやすくするために、タブレットのサイズ別に特徴を紹介したうえで、それぞれのタブレットがどのような業務で使用されているか、という点について説明します。

目次
1.タブレットのサイズ別に特徴を紹介
2.各サイズのタブレットはどんなシーンで利用されている?
3.まとめ

タブレットのサイズ別に特徴を紹介

タブレットのサイズは小さめのものから大きめのものまでさまざまです。ここでは、タブレットのサイズ感について、下記の大きさごとに分けて説明します。

・7~8インチ
・9~10インチ
・11~12インチ
・13インチ以上

7~8インチ

7~8インチのタブレットはコンパクトなサイズで、タブレットの中では小さめとなっています。タブレットを持ち運びする機会が多い場合に適したサイズです。

最近ではスマホのサイズが大型化しており、6インチのものも珍しくなくなりましたが、7インチのタブレットは大画面スマホよりもやや大きめのサイズであり、片手で持つこともできます。

なお、8インチになると片手では持ちにくいと感じることがあるため、両手で持つと操作をしやすくなります。

7~8インチのタブレットは小型であるため、他のサイズのタブレットと比べると価格が抑えられている端末も多くあります。

9~10インチ

9~10インチのタブレットは、タブレットの中では一般的なサイズといえます。画面は大きめに感じられるため、画像や資料の文字を見るにはちょうど良い大きさに感じられます。

9~10インチのタブレットは、7~8インチのタブレットと比べると若干大きめで、重さも感じられます。しかし、10インチのタブレットの中には重さが500g前後の比較的軽い機種もあります。

屋外などの現場でタブレットを使用する機会が多い場合は、持ち運びがしやすい9~10インチのタブレットが適しています。

11~12インチ

11~12インチのタブレットは大きいと感じられるサイズです。

参考として、ノートパソコンの画像サイズは14インチのものが多いため、11~12インチのタブレットはノートパソコンが一回り小さくなった程度のサイズ感といえます。

11~12インチのタブレットは画面が大きいため、顧客や取引先に対して商品の説明をする場合にわかりやすい説明ができます。また、タブレットは大きなサイズになるほどストレージやメモリーの容量もアップするため、価格は高めのものが多くみられます。

画面が大きく、高スペックなタブレットであるため、タブレットでの作業が効率的に行えます。

11~12インチのタブレットはカバンに入れて持ち運びができます。持ち運びをする機会が多い場合は、軽量タイプのものを選びましょう。

13インチ以上

13インチ以上のタブレットは、大きさがノートパソコンとほぼ同等であり、かなり大きいと感じられます。

タッチペンを使いながら画面をタップして操作できるほか、外付けのキーボードを取り付けてパソコンのように使うことも可能です。

13インチ以上のタブレットは、タブレットとしてはかなり大きい部類に入るので、持ち運んで使用するよりも、オフィスでタブレットとパソコンを兼ねた端末として使う方法もあります。

各サイズのタブレットはどんなシーンで利用されている?

タブレットにはさまざまなサイズがありますが、見方を変えれば、業務に応じて適切なサイズを選ぶこともできます。

ここでは、各サイズのタブレットがどんなシーンで利用されているか、という点についてみていきます。

7~8インチ

7~8インチ程度の小型タブレットは、設備点検や在庫管理の業務などで利用されています。小型のタブレットを利用するメリットは、スマホのように片手で持って操作ができる点です。

例えば、設備の点検を行う場合は、設備の状況を目視で確認します。状況によっては設備を手で触れてみて確認することもあるでしょう。

そのような場合、タブレットで両手がふさがっているよりも、片手が空いていた方が点検作業を行いやすくなります。また、設備の状況をタブレットに入力する場合も、片手でタブレットを持ち、もう一方の手で入力した方が効率的といえます。

小型のタブレットは、主に片手で作業を行うことがある場合、また、画面のサイズが小さくても十分に作業を行える場合に利用されます。

9~10インチ

9~10インチのタブレットは、資料を閲覧したり、報告書を作成したりなど、タブレットを使ってさまざまな作業を行う場合に適しています。

このサイズのタブレットを使用するメリットは、タブレットとしては手頃な大きさで使いやすいこと、そして、持ち運びにも適している点です。

例えば、建設現場の現場監督が業務の効率化を図るためにタブレットを利用するとしましょう。

9~10インチ程度なら文字を読むのに十分なサイズです。また、タブレットにさまざまなアプリをインストールしておけば、タブレット1台でさまざまな業務に対応できます。

タブレットに報告書作成のアプリやスケジュール管理のアプリをインストールすれば、報告書の作成が簡単にできたり、今後の予定のチェックを手軽にできたりします。

タブレットを顧客など他の人に見せる機会が少ない場合は、9~10インチのタブレットで十分に対応できます。

11~12インチ

11~12インチのやや大きめのタブレットは、営業の業務に適しています。

その理由は、画面が大きいサイズのタブレットなら、画面の見やすさを活かしながら顧客や取引先に対してわかりやすく説明できるためです。

11~12インチのようにやや大きめのタブレットでも、軽量タイプのものを選べば持ち運びは十分に可能です。営業担当者が顧客に対してわかりやすい説明をしたいなら、やや大きめのサイズのタブレットを利用してみましょう。

13インチ以上

13インチ以上のタブレットは、かなり大型のタブレットであるためオフィスで日常的に使用する場合に向いています。

このサイズのタブレットはノートパソコンとほぼ同等の大きさであるため、タブレットとしてのみ使うのではなく、ノートパソコンの代わりとしても使用できます。

タブレットの機能性を活かし、画面上でタップしながらの操作もできるほか、外付けのキーボードに対応している端末ならキーボード入力も可能です。

また、タッチペンを使えば表示されている画面上への書き込みも可能なので、画像の加工を行いたい場合にも適しています。

まとめ

タブレットのサイズは、小さいものは7インチ程度、大きいものは13インチを超えるため、さまざまなサイズのものを選べます。

7インチのタブレットは片手で持ちながら操作が可能であるため、片手で作業をしたい場合に向いています。8インチを超えると片手での作業が難しくなるため、主に両手でタブレットを持って作業を行います。

9~10インチのタブレットは画面が見やすいうえに持ち運びしやすいサイズであるため、出張先や現場などで利用されることが多いです。

11~12インチのタブレットは大きめといえますが、営業担当者などが顧客に対してタブレットで説明すると、画面が大きいため顧客にとってわかりやすく感じられます。

13インチを超えるものはかなり大きいため持ち運びには適しませんが、オフィスでタブレットとパソコンを兼ねた端末として利用すると業務の効率化が期待できます。

タブレットにはさまざまなサイズがあるため、利用者にとってはサイズに応じて使い分けができます。業務に応じたサイズのタブレットを選んで、業務の効率化を図りましょう。

商談やプレゼンの場面でのタブレットの活用方法についてさらに知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。