タブレットを見るときは姿勢が重要?健康に留意したタブレットの使い方とは?
- 2022.12.09
- その他
現代人の必須アイテムとなったのがタブレット。自宅で映画を鑑賞、作業の空き時間に、トイレの中で、さらには通勤中にも、さまざまなシーンでタブレットを利用している方も多いのではないでしょうか。これだけ長い時間タブレットを閲覧しているからこそ、正しい姿勢で活用しなければ、気づかぬうちに体調に悪影響を及ぼしているケースもあります。
本記事では、タブレットを見る際の姿勢について最適な姿勢と悪い姿勢、そして悪い姿勢で利用する体への悪影響について詳しく解説します。毎日タブレットを利用している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
タブレットを見るときの最適な姿勢・体勢とは
ここでは、タブレットを見るときに最適な姿勢・体勢を3つ紹介します。
①直立
②背筋を伸ばす
③タブレットスタンドを利用する
直立
1つ目は直立です。タブレットを座って見る方は多いかもしれません。しかし、ときどき直立で見ることで、首回りの負担と疲れを軽減してくれます。
ただし、立って見ればどのような姿勢でもよいわけではありません。足から頭にかけて一直線に伸ばし、目線が45度下になるようにタブレットを見ることを意識しましょう。とくに、頭・首が前屈みにならないよう、あごを引くことが大切です。
背筋を伸ばす
2つ目は背筋を伸ばすことです。タブレットはスマートフォンよりも重量が重いこともあり、タブレットを長時間手に持って利用していると、無意識のうちに背筋が曲がり、猫背の体勢になってしまいます。猫背の体勢が長時間継続すると、首や肩周辺のコリ、筋肉や関節の痛み、呼吸がしづらくなることによる酸欠等、様々な悪影響が身体に生じます。
座ってタブレットを閲覧する場合は、背筋をしっかりと伸ばして、腰に負担がかからないようにしましょう。腰回りに負担がかからない座り方をする際に意識すべきなのは、太ももと胴体の角度です。100〜110度程度開くよう心がけることで、負担を軽減できます。
タブレットスタンドを利用する
3つ目はタブレットスタンドを利用することです。市販のタブレットスタンドは首・腰回りに負担がかからない高さや角度に製造されています。そのため、タブレットスタンドを活用するだけで負担を大きく軽減できるのです。
また、キーボードが付属しているもの、タブレットを置くだけで充電ができるものなど、近年では様々な機能が搭載されたタブレットスタンドが登場しています。タブレットスタンドを導入すれば、適切な姿勢を維持できるだけでなく、タブレットの利用環境も向上させることが出来ます。
タブレットを見る際NGな姿勢とは
タブレットを見る際にNGな姿勢が3つあります。
①前屈みで見る
②タブレットから近い
③寝ながら見る
前屈みで見る
1つ目は前屈みです。前屈みで猫背の状態が続くと、首や肩の筋肉や関節にダメージが蓄積しすぐに疲れてしまいます。首や肩が疲れていると感じたときは、タブレットの使用時の姿勢を見直すようにしましょう。
また、長時間悪い姿勢で閲覧していると、ストレートネックなどの深刻な病気に発展することもあるため、注意しましょう。ストレートネックは進行すると完治が難しくなってしまうため、日頃から正しい姿勢でタブレットを利用するようにしましょう。
タブレットから近い
2つ目はタブレットから近すぎることです。画面から近すぎる位置で使用していると、眼精疲労になることもあります。眼精疲労が悪化すると肩こりや首こり、頭痛など全身の不調が現れます。
また、タブレットを近い位置で利用すると目が乾き「ドライアイ」になることもあります。目の乾きやかすみを感じたら、タブレットの画面から目を離し、遠くの景色を見て目を休ませることが重要です。
寝ながら見る
3つ目は寝ながら見ることです。うつ伏せ・横向き・仰向けのいずれの姿勢だとしても、首や腰回りに大きな負担を与えてしまいます。仰向けは比較的首回りへの負担が少ない姿勢ですが、健康のことを考えると、寝ながらの姿勢での使用は最小限に抑えた方がよいでしょう。
また、寝る直前に明るい画面を見ると体が昼であると錯覚を起こすため、眠りにくい、睡眠の質が落ちるといったトラブルが発生します。安眠のために、就寝1時間前にはタブレットの電源を切るようにしましょう。
まとめ
本記事では、タブレットを見る際の姿勢について最適な姿勢とNGな姿勢、悪い姿勢で利用する体への悪影響について詳しく解説しました。タブレットは娯楽・調査・ショッピングなど幅広い役割を担ってくれる非常に便利な機器です。
しかし、間違った姿勢で長時間使用すると、首・腰回りに大きな負担を与えてしまい、健康状態に悪影響を及ぼすことも考えられます。本記事の内容も参考に、ぜひ、タブレットを利用する際の姿勢を意識してみてください。
ビジネスにおけるタブレットの活用法について詳しく知りたい方は、以下を参照してみてください。