タブレットで通話・Web会議などでマイクを使いたい、どうやったらできる?

テレワーク・リモートワークの増加に伴い、Web会議やWeb商談、講習などオンラインツールを使ったコミュニケーション手段が増えています。

タブレットでマイク機能を使いたいけどどのように設定すればよいのか分からない、マイクが機能しないがどうしたらよいか分からないという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

この記事では、タブレットの内蔵マイクの設定方法や確認方法などについて説明します。また、コミュニケーションを確実にするため、外付けマイクのおすすめを紹介しますので参考にしてください。

内蔵マイクの設定を確認する方法

まずはタブレットのマイクが正しく設定されているかどうか確認しましょう。ここではAndroidタブレットの確認・設定方法を説明しますが、iPadも基本的に同様の手順で行います。マイクは、アプリで設定する方法と、Webサイトで設定する方法があります。コンテンツに合わせて設定するとよいでしょう。

アプリ

アプリでマイクを確認・設定する場合は、「設定」画面から「アプリ」を選択し「〇〇個のアプリをすべて表示」と記載された部分をタップします。アプリ一覧が表示されるので、対象のアプリを探してタップしましょう。

たとえば「LINE」を選び「権限」をタップすると「許可されているアプリ」が表示されます。リストに「マイク」があればマイクは使える状態です。

「許可されていないリスト」にある場合は「マイク」をタップし、次のいずれかを選択します。

・アプリの使用中のみ許可
・毎回確認
・許可しない

一般的に、アプリで使用できる状態にする場合は、「アプリの使用中のみ許可」を選択します。

Webサイト

今度は、Webコンテンツでマイクを使用する場合の設定方法です。ここでもタブレットはAndroid、ブラウザはChromeで行う場合を紹介します。

始めにChromeを開き、画面の右上の「その他」アイコン(点が3つ縦に並んでいる部分)をタップし、「設定」を選択します。そこから「サイトの設定」「マイク」の順にタップし、この画面でマイクが「オン」になっていればマイクが使用できる状態になっています。「オフ」の場合は、スイッチ部分をタップするとオンになります。

もし、アプリやWebサイトのマイクが正しく設定されない場合は、タブレットを再起動してみるか、対象のアプリをアップデートしてみましょう。また、Bluetoothなどでほかのデバイスと接続している場合は切断してください。

外付けマイクの種類

タブレットに内蔵されているマイクは本体の上部についているものが一般的です。基本的にマイクは高性能ですが、カメラを使うとマイクの位置が離れてしまい音響や音質が下がりがちです。Web会議や商談などでしっかりと音を届けたい場合は、外付けマイクを使用するとよいでしょう。外付けマイクの種類はさまざまありますが、その中からいくつか紹介します。

エレコム LBT-HSOH11PCBK(ワイヤレス)/重量約43グラム

ビデオ通話やWeb会議などに多く活用されているヘッドセットです。オーバーヘッドタイプで装着も安定しているので長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。Bluetooth対応、連続通話約17時間と長くオフィス以外の現場にも適しています。

スピーカーは片耳で左右どちらでも使える仕様になっており、マイクはフレキシブルアームで好みの位置に調整できます。

サンワサプライ MM-BTMH41WBK/重量約17グラム

耳にかけて使用するタイプの小型ヘッドセットです。マイクは取り外しが可能で、利用シーンに合わせて着脱できるのが特徴です。マイクはフレキシブルに位置調整ができるため、集音しやすくクリアな音質を維持します。

また、マルチポイント対応で、業務用タブレット、私用スマートフォンなど複数のデバイスの同時対応も可能です。

MOMAN CP1(C) ワイヤレスType-Cマイク/重量約60グラム

クリップがついており、襟元などにつけて使用する小型のワイヤレスマイクです。軽量ながら感度の高い高性能マイクで、360度全方向から音声を拾うことができます。ノイズ低減設計によりビデオ通話はもちろん、講習やセミナー、動画撮影などにも適しています。電源ボタンを押すだけでペアリングできる手軽さも特徴です。

まとめ

外付けマイクを選ぶ際のポイントは、作業しやすいものを選ぶのはもちろんですが、ヘッドセットなどは重量にも注意しましょう。

特にテレワークでWeb会議の頻度が高い人、商談やカスタマーサポートなどで長時間使用する場合は、首や肩に負担の少ないものを選ぶことが大切です。また、在宅ワークなど、周囲の音が気になる場合は、ノイズキャンセリング機能が搭載されたものを選ぶとよいでしょう。

リモートワークにおけるタブレットの活用について知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。