学校やプロのスポーツチームでもタブレットを活用!

学校の部活やプロスポーツチームで、タブレット導入を考えている方は多いのではないでしょうか。タブレットの動画撮影機能によって、自分の身体の動かし方を客観的に可視化できるため、レッスン動画や情報共有目的として活用する事例が増えてきています。

今回の記事では、学校の部活やプロスポーツチームでのタブレット活用方法を解説しています。また、タブレット導入の事例を2つ紹介しているため、タブレット導入を検討している方は参考にしてみてください。

学校の体育・部活でのタブレット活用方法

学校の体育や部活の現場では、タブレットの活用が進んでいます。

タブレットを活用すると自分の動きを客観的に見られるため、子供たちが主体的に考えて改善点などを提案しやすくなるでしょう。学校でのタブレット活用方法を解説します。

レッスン

学校の体育の授業で「レッスン」の教材としてタブレットを活用するのは、さまざまなメリットがあります。

まず、タブレットを使用することで映像を確認しながら指導ができるため、生徒たちは身体の動きをイメージしやすくなります。映像を通じて正しい動きやテクニックを実際に見られるため、理解がより深まるでしょう。

さらに、タブレットを使って自分の体の動きを撮影できます。そのため、生徒たちは家で自分の動画を見て予習や復習が可能になります。自分の動画を見ることで、自己評価や改善点を把握でき、効果的な練習ができるようになります。

また、タブレットを活用することで、学校での様子を親が動画で見られます。親は子供の成長や進歩をリアルタイムで確認できるため、教育に対する関心が高まるでしょう。そのため、学校と家庭の連携がより密接になり子供の学習をサポートできます。

動画の活用

体育の授業でタブレットの動画撮影機能が活用できます。自分の動きを可視化し、何度も見返して自分の成長につなげられるでしょう。

また、生徒同士で動画を見比べたり共有したりして、コミュニケーションが促進されます。互いの動画を観察し意見やアドバイスを交換することで、より良い技術や動きを身につけられるでしょう。

さらに、練習前後で動画を撮影することで、学んだことがどれだけ上達したかが分かります。成果が映像として残るため、モチベーションの維持につながるでしょう。

プロスポーツチームでのタブレット活用方法

プロスポーツ界でもタブレットを活用するチームが増えてきています。最近はプロスポーツの試合でも、監督がタブレットを片手に持ちながら指示する光景も増えてきました。

対戦相手の分析・研究

プロスポーツチームでは、デジタル作戦盤としてタブレットを効果的に活用できます。タブレットを使用することで、事前に複数の作戦パターンをメモリーしておくことが可能です。そのため、試合中に瞬時に選手の動きや配置を表示してチームで共有できるでしょう。

デジタル作戦盤は、リアルタイムで選手の位置を表示するため、チーム全体の戦術を迅速に変更できます。監督やコーチはタブレット上で選手の配置を調整し、最適なプレーを実現できます。また、選手たちもタブレット上で自分の役割や動きを確認できるため、コミュニケーションがスムーズに行われるでしょう。

チーム情報の共有

プロスポーツチームでタブレットを活用すれば、チーム情報をリアルタイムで共有できるでしょう。タブレットを使用することで、選手のコンディションを可視化し管理できます。

トレーニングデータや医療情報をデジタル化し、リアルタイムで共有してチーム全体で個々の選手の状態を把握できるでしょう。

また、タブレットを活用をすることで、トレーニング方法や内容を共有し分析できます。コーチやトレーナーはタブレット上でトレーニングプログラムを作成し、選手と共有することで、効果的なトレーニングを実施できるでしょう。

さらに、タブレットを使うことで、選手の情報が一元化されます。選手のパフォーマンスデータ、医療情報、スケジュールなどがタブレット上で統合管理されるため、チームスタッフは選手へのサポートを効率的に行えるでしょう。

適切なアドバイスやカスタマイズされたトレーニングプランを提供して、選手の成長をサポートできます。

タブレットを活用した事例

タブレットはさまざまなメリットがあるため、学校やスポーツチームでも導入が進んでいます。既に導入され、結果を出している2つの事例を紹介します。

金沢桜丘高校

石川県の金沢桜丘高校では、全教員にiPadを支給してペーパーレス化を進めています。部活動では書類の配布が必要になりますが、iPadを導入したことでスキャンしてオンラインでの共有ができるようになりました。

また、担任が変わった場合の引継ぎも、オンライン上のデータがあるためスムーズに行われています。

株式会社プロスフォレストリーヴズ熊本

バレーボールのスポーツチーム「フォレストリーヴズ熊本」では、コロナウイルスの蔓延をきっかけにタブレットが導入されました。

チームメイトが顔を合わせて会えない中でも、対戦相手の情報共有や勉強会の開催、チーム情報の共有などをスムーズに実行できています。

まとめ

今回の記事では、学校の授業やプロスポーツチームでタブレット導入が進んでいることを解説しました。学校の部活では、レッスン用途や動画撮影機能を活用して、生徒同士のコミュニケーションを活発化させる効果を発揮しています。

また、プロスポーツチームでは、試合中の作戦盤代わりにタブレットが使用されています。さまざまな作戦データを瞬時に表示しチームで共有するなど、これからさらにタブレットの活用方法が増えていくことが期待されています。

タブレットを活用した実際の事例を2つ紹介しているため、タブレット導入を検討している方は参考にしてみてください。

学校のタブレット活用についてさらに詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。