リフォーム業界でタブレットを利用すべき理由とその活用方法とは?
- 2022.11.11
- 業種別活用法
昨今は新型コロナウィルス蔓延や、建設資材の高騰の影響により、リフォーム業界に大きな打撃を受けています。その改善策として考えられているのが、タブレットを活用したコスト削減策と営業活動です。
本記事では、リフォーム業界でタブレットを利用すべき理由や、実際の活用事例を紹介します。業務効率化のためにタブレットを活用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
リフォーム業界でタブレットを利用すべき理由は2つ
リフォーム業界でタブレットを利用すべき理由は大きく2つあります。
①ペーパーレス化を実現できる
②サービスの質の向上を実現できる
ペーパーレス化を実現できる
タブレットを活用することで、ペーパーレス化が実現できます。リフォーム業界では数百ページにも及ぶ物理的に重いカタログを運び、お客様のもとへ訪問する必要があります。また、その重いカタログはお客様の手元に渡ることもあり、よい印象を与えられないケースもあるでしょう。
一方で、ペーパーレス化を進めると、重いカタログを持ち運ぶ必要はありません。また、お客様にカタログを渡す場合も、データで共有できるためスマートに完結することができます。その他にも、見積りや自社用書類の印刷が不要になり、コストカットにもつながります。
サービスの質の向上を実現できる
タブレットの導入によって、以下の手続きをスムーズに行うことが可能になります。
・再見積もり
・在庫確認
・プラン変更
・書類の手配
これまで、顧客の要望を受けた場合、一度事務所に持ち帰って資料を作成する必要がありました。しかし、営業社員がタブレットを持ち運べば、上記の手続きをその場ですぐに行うことができるようになり、顧客満足度の向上に繋がります。また、これらの作業をタブレット1つで実行できるため、書類の紛失や不備も減らせます。
リフォーム業界におけるタブレットの活用事例
次に、リフォーム業界におけるタブレットの活用事例を5つ紹介します。
①カタログの電子化
②リモート商談
③決算資料の保管
④現地調査の結果を記録
⑤変更内容の確認
カタログの電子化
タブレットを活用すると、営業ツールをデジタル化できます。具体的には、次のような書類をデジタル化できるでしょう。
・会社案内
・メーカーカタログ
・契約書
サービスを提供する側からすれば、お客様から得た情報を管理しやすいというメリットがありますが、お客様側からしても、書類を閲覧・管理しやすいというメリットがあります。
リモート商談
リフォームでは、現場調査が必要なため、お客様の元へ何度も訪問する必要がありました。しかし、写真や動画を使用して住宅の状況を確認すれば、リモートで対応することも可能です。
リモートであれば、スムーズに商談が進められますし、移動コスト削減にも役立ちます。また、建物やリフォーム箇所の完成予想図をタブレットで展示すれば、顧客は完成後の様子を具体的にイメージすることができ、成約率アップにも繋がるでしょう。
決算資料の保管
タブレットを1つ用意しておけば、常に決算書を持ち運ぶ必要はありません。クラウド系の会計アプリを導入すれば、数値だけでなく視覚的に経営状況を確認できますし、必要な書類を素早く取り出して閲覧することもできます。
また、電車の移動中でも資料の作成や確認が行えるようになり、作業の場所や時間の制約もなくなります。このように、タブレットを活用すれば、リフォーム業界のマネジメント効率化にも役立つでしょう。
現地調査の結果を記録
現地調査の内容により契約の変更や修正が必要になった場合でも、タブレットで情報を提示できます。また、当初の見積もりに含まれていなかった製品を使用したいと要望があった場合、電子カタログを提示すればスムーズに確認してもらうことが可能です。
変更内容の確認
現場の状況によって変更が必要な状況になった場合でも、現場とお客様をタブレットでつなぐことで、スムーズに確認ができます。反対に、お客様からプラン変更の要望があった場合には、タブレットで現場と連携すれば、迅速にニーズを叶えることが可能となります。
まとめ
本記事では、リフォーム業界でタブレットを利用すべき理由や、実際の活用事例を紹介しました。リフォーム業界にタブレットを取り入れることで、業務効率化やコスト削減、連携性向上に役立ちます。
とくに、リフォーム業界ではお客様のニーズを適切に汲み取って、円滑に作業を進めることが必要不可欠です。タブレットを活用し、リフォーム業界における課題解決に導いてみてはいかがでしょうか。
屋外の現場でのタブレットの活用について更に知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。