タブレットをメモ代わりに!デジタルノートで仕事を効率化しよう
- 2023.03.17
- 用途別活用法
手軽に持ち運びができるタブレットは、会議や商談内容、ビジネスアイデアなどをその場でメモするデジタルノートとしても活用されています。
近年はペーパーレス化の流れもあり、紙によるゴミが出ないため利用している人も少なくありません。手帳やメモ帳のページをめくったり、探したりする手間も省けるので業務を効率化することも可能です。
では、どのようにタブレットをデジタルノートとして活用すればよいでしょうか。本記事では、タブレットでメモ帳アプリを使うメリットや利用方法などを紹介します。
「タブレット」と「電子メモパッド」
デジタルノートとして利用する端末には、「電子メモパッド(電子ノート)」と「タブレット」の2種類があります。
電子メモパッドは、手書きのノートの代わりにメモをとったり絵を描いたりできるデジタルノート専用の端末です。液晶画面のサイズは、手のひらサイズからノートサイズまで幅広く、手書きのような質感で力加減によって太さやタッチもそのままブラウザ上に反映できるのが特徴です。
手書きに慣れている人、またはデザインなどの仕事をする人に向いている端末です。
ただし、書く/描くための機能は豊富ですが、メモに特化しているためパソコンのようなマルチデバイスではありません。
電子メモパッドは保存できるものと保存できないものがあります。保存できるものでも、そのまま本体に保存できるものと専用アプリをダウンロードしてスマホやタブレットに取り込めるものがあります。取り込めるタイプのものであれば、スマホやタブレットに内容をデータ化して保存、編集もできます。
それに対しタブレットは、パソコンに近い端末でありメールや文書、映像コンテンツの作成、編集などさまざまな用途に用いられます。その中で、メモ帳アプリやソフトをインストールすることでデジタルノートとしても利用することができます。
タブレットを活用するメリット
タブレットをデジタルノートとして利用すると、書いたメモの保存もタブレット上またはクラウドなどにそのまま保存することができます。
基本的にパソコンはテキスト、電子メモパッドは手書きが中心になりますが、タブレットの場合は両方使えるのも魅力と言えるでしょう。電子メモパッドのようなリアルな質感は出せませんが、専用ペンがあれば手書きでも十分表現できます。
また豊富な種類のメモアプリがあり、使い方に合わせた「多機能」なアプリが選べるのもメリットです。たとえば、メモに「#」とキーワードを入れる「タグ付け」を行ってメモを分類する機能があります。溜まったメモの管理ができると、検索しやすくなりすぐに必要なメモを取り出せます。
また他のユーザーと共有・編集する機能や、ToDoリスト、スケジュールに貼り付ける機能などもあります。タブレット端末がインターネットに接続された状態であれば、チームでリアルタイムに編集作業をすることも可能です。
電子メモパッドは個人作業に適しているのに対し、タブレットのメモアプリはチームでの共同作業に適していると言えるでしょう。
デジタルノートで業務効率化
Androidタブレットを使用する場合、メーカーや機種によってメモ帳アプリが標準搭載されているもの、搭載されていないものがあります。
アプリがあるかどうかを確認するためには、「設定」画面から「アプリ」を選択します。アプリ一覧からメモ帳アプリのアイコンがあるかどうかチェックしましょう。アプリが見つかれば、すぐに利用することができます。
Androidタブレットで多く搭載されているのは、「Keepメモ」です。このソフトは文字のベタ打ちによるチェックリストやタスク整理、買い物リストなどが作成できます。手書き入力も可能で、指、ペンどちらも使えてペンの太さや色なども変えることができます。
また、音声入力・録音ができるボイスメモのほか、画像の挿入、検索機能もついています。すべて自動保存され、メールアドレスやSNSで共有・共同編集などの作業も可能です。
もしメモ帳アプリが搭載されていないAndroidタブレットの場合は、Google Playストアから「Keepメモ」、または仕事に必要なアプリを選んでダウンロードしましょう。メモ帳アプリにはMicrosoft OneNote、Evernote、Stock、ColorNoteなども多く利用されています。
まとめ
タブレットは、パソコンとしてもデジタルノートとしても活用できるのが魅力です。さまざまな機能をシンプルな操作でできるものが多くあるので、使い勝手を試してみるとよいでしょう。
メモ帳アプリを選ぶポイントは、テキスト・手書き・音声メモなどのほかに、「自動保存」「共有」「フォルダ分類」「検索」などの機能があるものがおすすめです。メモを削除したりなくしたりする心配がなく、内容もサッと検索できます。そのまま資料として共有できれば、仕事の効率化にも大きく貢献するでしょう。
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