小売業向けの映像配信・電子POPの活用で売上アップへ!
- 2023.10.02
- 業種別活用法
店舗において売上を伸ばすためには「POP」のような販促物の活用が有効です。POPはポスターなど紙媒体のもののほか、店舗の入口に設置する「のぼり」や壁面に設置するパネルなどさまざまなものがあります。
最近ではタブレット端末を活用して商品に関する映像を配信する「電子POP」の利用も広がっています。この記事では、小売業向けにLenovo Androidタブレット APIカスタマイズサービスで提供する「映像配信・電子POP」について説明します。
目次
電子POPとは
電子POPとは、さまざまなサイズのディスプレイモニターを活用する販促手法です。
ディスプレイに使用されるものは、定番品の商品棚に設置する小型のものや、特定のコーナーを設けて商品の販売に力を入れたい場合に設置する大きめのディスプレイなどがあります。
そのほか、電子POP用のディスプレイとしてタブレットも利用されます。
ディスプレイには商品に関する画像を表示したり、あるいは映像を配信したりできるため、顧客に対して商品の内容や魅力を手軽に紹介できます。
電子POPを利用するメリット
電子POPを利用するメリットとしては、下記があげられます。
・映像や音声を配信できるため、販促効果が高い
・電子POPなら、配信する内容を簡単に変更できる
・POP交換の手間が減るため、人件費の削減につながりやすい
それぞれのメリットについて説明します。
映像や音声を配信できるため、販促効果が高い
電子POPを利用すると、紙媒体のPOPやのぼりなどの販促物と比べると販促効果が高まる点がメリットです。
電子POPならディスプレイに画像を表示できるだけでなく、映像も配信できます。映像は動的なものであり、なおかつ音声も加わるため、画像と比べると情報量は格段に多くなります。
つまり、商品の魅力を伝えて売上アップを目指すなら、電子POPに映像を配信することが効果的といえます。
電子POPなら、配信する内容を簡単に変更できる
電子POPを利用するメリットとして、配信する内容を簡単に変更できることがあげられます。
たとえば、電子POPで広告商品のアピールをしたいとしましょう。明日から広告のセールが始まる場合、当日の営業が終了した後に、電子POPの映像を配信する端末にUSBメモリーまたはSDカードなどの記憶媒体を差し込むだけで済みます。
また、食品スーパーなどでは午前中限定のセールや、夕方の時間帯にタイムセールなどが行われることもあります。これらのセールが行われる時間帯に電子POPでアピールできれば、売上アップを見込みやすくなります。
POP交換の手間が減るため、人件費の削減につながりやすい
そのほか、電子POPを利用するメリットは、POP交換の手間が減るために人件費の削減につながりやすいことです。
POPが紙媒体の場合、POPを貼る作業とPOPを取り外す作業が発生します。店舗の規模が大きいほどPOPの量が増えるため、紙のコストがかかるうえにPOP交換にかかる人件費もかさみます。
その点、電子POPを利用すれば、先述した通り電子POPの端末の記憶媒体を取り替えるだけで済むため、POP交換の作業が効率化します。電子POPの端末を導入する際にはコストがかかりますが、電子POPは交換作業に手間がかからないため、人件費を削減する効果が期待できます。
電子POPを利用するデメリット
電子POPを利用する場合のデメリットについても理解しておきましょう。主なものとしては下記があげられます。
・画像や映像のコンテンツ制作を依頼する必要がある
・ランニングコストがかかる
・タブレットに電子POPを表示する場合、常時画面表示が必要
それぞれのデメリットについて説明します。
画像や映像のコンテンツ制作を依頼する必要がある
電子POPを利用する場合、画像の表示または映像の配信が必要となるため、これらのコンテンツを制作する必要があります。
しかし、電子POPを利用する店舗側ではコンテンツの制作が難しいため、外部のコンテンツ制作会社に依頼することが一般的です。そのため、コンテンツ制作のコストがかかります。
店舗数が少ない場合は、1店舗あたりのコンテンツ制作コストは割高となりますが、多くの店舗で同じコンテンツの電子POPを表示すれば、1店舗あたりのコンテンツ制作コストを引き下げられます。
ランニングコストがかかる
また、電子POPを利用するとランニングコストがかかります。主なコストとしては電気代があげられます。
そのほか、タブレットに不具合が発生して修理が必要な場合は修理代もかかります。
紙媒体のPOPやのぼりなどはランニングコストがかからない反面、電子POPは一定のランニングコストがかかることを理解しておきましょう。
タブレットに電子POPを表示する場合、常時画面表示が必要
タブレットの特性として、一定の時間が経過すると画面の表示が消えます。この状態を「スリープモード」と呼びます。
タブレットを使用して店頭で電子POPを表示したい場合は、スリープモードを解除する操作が必要となります。しかし、多くのタブレットはスリープモードの解除が簡単にできない状態となっています。
スリープモードの解除が簡単にできれば、タブレットを使用して電子POPを表示させる機会が増えることでしょう。TEKWINDの「Lenovo Androidタブレット APIカスタマイズサービス」では、タブレットでの映像配信や電子POPの利用を想定して、常時画面表示に対応しています。
APIカスタマイズサービスなら、スリープモードのON/OFFが可能
Lenovo AndroidタブレットのAPIカスタマイズサービスなら、スリープモードについて「ON」と「OFF」のいずれかを選べます。
この機能によって、スリープモードを解除して常に画像を表示させたい場合は「OFF」に設定するだけで済みます。
一般的なタブレットのように、スリープモードにするために複雑な操作を必要としないため、映像配信や電子POPの表示に適しています。
まとめ
店頭で販促効果を高めるためには、画像や映像でアピールできる「電子POP」の導入が効果的です。配信する端末としては、大きさや利用のしやすさを考えるとタブレットが適しています。
しかし、タブレットで電子POPを表示する場合のネックとして、一定の時間が経過すると画面の表示が消えてしまう「スリープモード」になってしまうことです。
その点、Lenovo Androidタブレット APIカスタマイズサービスなら、スリープモードのONとOFFを選べるため、タブレットに電子POPを常時表示することが可能となります。
商品の魅力を十分にアピールするために、タブレット端末で電子POPを活用してみましょう。
Lenovo AndroidタブレットのAPIカスタマイズサービスを利用したいというお客様はこちらからお問合せください。